「スタートアップPBLセミナー」は全学的に同様の内容・活動を展開しています。
「スタートアップPBLセミナー」の目的
「スタートアップPBLセミナー」には大きく2つの目的があります。1つ目は、授業を通して三重大学の教育目標である「4つの力」について知ってもらうことです。2つ目は、大学生としての学びの基盤づくりです。大学での学びには、高校までではあまり体験しなかった学習の仕方(例えば、自分で情報を集めてそれらを基に自分の意見を構築する、仲間と議論する、議論・調査した結果を分かりやすく発信する、など)が新たに必要になってきます。このように、学びに対する認識や学習スキルの獲得、他者と協同しながら活動するのに必要なこと、などを学んでいきます。
★ 教育目標「4つの力」の詳細は こちら を参照して下さい。
授業の概要
授業は1年生前期に全15回で行います。三重大学の教育の特色の一つであるPBL型の学びをスムーズに進めていくことができるように、本授業ではその導入としてプロジェクト活動を中心とした授業を展開しています。プロジェクト活動を進めていく上で必要な知識やスキルを学び、それらを実践しながら、プロジェクトの完成を目指します。
毎回の授業では、個人の活動とグループでの議論を実施し、それらを支える形で教員による講義や活動のファシリテーションを行います。 本授業を通して得る知識やスキル、体験は、プロジェクトを完成させることのみならず、大学での学び全体において、また、社会人としても活用できるものです。
プロジェクト活動の流れ
授業の様子
これまでの受講生の授業の様子をご紹介します。
プロジェクト活動:これまでの共通テーマ
2015年度
『身近な疑問について,学問的な観点から解決するための実行可能な提案を行う』
2016年度~2019年度
『三重県や各市町が抱える課題について、学問的な観点から解決するための実行可能な提案を行う』
2020年度
『社会に存在する具体的な課題に対して、学問がどのように活用されているか探究し、そこに潜む新たな問題を発見する』
2021年度
『社会に存在する具体的な課題について、情報収集や分析を行いながら課題を取り巻く現状を多面的に理解し、未解決の問題の解決に向けた検討可能な問いを設定する』
★ 授業計画・内容の詳細はシラバス(こちら)を参照して下さい。