教養教育院では、11月25日(水)に「令和3年度教養教育PBL セミナーの開講に向けて」を開催しました。これは教養教育院で毎月開催しているFD研修会の一環ですが、今後のPBLセミナーの充実・拡大に向けて、全学のFD・SD研修会として公開しました。全学からの参加者も含めて、30名の参加がありました。 本年度、教養教育で実施されているPBLセミナーは7名の教員による14科目にのぼります。PBLセミナーのガイドラインには、「PBLセミナーとしての質を保証するため、授業担当教員は事前にPBLセミナーにかかわるFD研修に参加することが望ましい」という項目があり、本研修会はその位置づけにもなっています。 なお、コロナウィルス感染症拡大防止のため、オンラインでの開催となりました。 今回は、現在の担当教員による現状と課題について報告がされました。加えて、来年度新規に開講する教養教育院の教員1名による実施計画の説明もされました。また、資料として、授業計画書とシラバス等が準備されました。各授業担当教員のプレゼンの後、活発な質疑応答もなされ、最後に地域人材教育開発機構PBL教育推進プロジェクト代表の中西良文教授よりコメントがありました。 本研修会を通して、PBLセミナーの理解を深めることで、実施に伴う教員の不安を減らし、さらに学びの質を向上させていく上での実際的な課題を明確にすることによって、今後のPBLセミナーの充実・拡大につながっていくものと期待されます。